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家の寒さを簡単に測定できるアプリを使ってみた

最終更新: 2018年3月15日

自分のマンションの寒さを他人と比較したくなった物理学者が、家の暖かさを簡単に測定できるアプリを作りました。レポートのニ回目はアプリenemore.comを自宅で使ってみた結果の報告です。


自宅は、札幌の円山にある賃貸マンション。円山の自然をベランダから楽しめるのが一番の魅力です。しかし、昭和63年築と全体に古さが漂う建物の断熱性は年代相応の性能らしく、冬は石油ストーブに頼りっきり。普段は終夜ストーブを入れっぱなしなのですが、アプリの測定のために、寝るときにストーブ消して、温度変化を測定しました。さて、アプリの測定結果は!?


enemore.com、父(製作者)に忖度なし


性能指数は、断熱性能を100点満点で評価するようなものです。

100以上の数値も出ることがありますが、その領域では温度低下がほとんどなく正確な測定が難しいのです。つまり、100以上の数値は、断熱・気密性能が非常に良いことを意味します。逆に、小さな数値は、性能が低いことを表します。我が家の性能指数はというと...26。かなり低い値です…。

さて、ではどんな作りなのか見てみましょう。

リビングの様子はこんな感じです。

テーブルの下のストーブが唯一の暖房で、熱は窓やドア、壁に空いた換気口から逃げていきます。窓は、アルミサッシと樹脂サッシの一枚ガラスが二枚。換気は、壁に穴の空いている普通のタイプ。窓や換気口の近くでは冷気を感じます。サーモカメラで見てみると、窓が冷たいですねー。カーテンを掛けても、カーテン下から冷気が広がります。


ささやかな幸せの風景ですが

サーモで見るとどぎつい温度差


ストーブの熱が届かない部屋は物置状態で、トイレもお風呂も寒〜い。暖かくするために、いくつかの工夫(内窓に透明シートで空気層を作る、カーテンの裾は床にするようにする、ドアを締めてリビング以外は暖めない…)をしましたが、これ以上は限界を感じています。

アプリで高い数値を出す物件を探して引っ越す!のがいいのかな。

温度差を感じない暖かいお家に憧れている物理学者でした。

次回は、職場の測定結果を報告します。

(文章 酒井恭輔)


© 2018 断熱見える化チーム

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