​夏涼しく、冬暖かい不動産を知る、探す、作る
​夏涼しく、冬暖かい不動産を知る、探す、作る
​夏涼しく、冬暖かい不動産を知る、探す、作る

災害に備える建物ライフハックをsocial hack dayでクリエイティブコモンズ化する話。

最終更新: 2019年3月26日

今日は、1月30日に札幌で開催された (一社)北海道建築技術者協会フォーラム2019「北海道の住宅と地震災害-被害を軽減する建築技術と住まい方」で発表された情報をクリエイティブコモンズ化するプロジェクトについて書きたいと思います。


千差万別だったブラックアウトの影響

昨年9月、広域、多数に渡るがけ崩れに加え、北海道全域停電という未曽有の事態が発生した北海道胆振東部地震では、電気という一種類のインフラが停止するだけで、水道、交通、流通、食品製造まで多岐に渡る影響が出ました。隣のマンションは水が出るのに、うちのマンションは水が出ない!なんてことも多発しました。

建物の耐震性の差だけではなく、どんな給水方法を採用しているのか、どの設備の何に電力が使われているのかで停電の影響は千差万別だったのです。


プロによる建物ライフハック情報を広く公開したい。

(上)地震直後に作った住宅設備別やり過ごし一覧表


建物の設備、構造、間取りや家具配置によって、災害時どのような影響が出るのか。海道胆振東部地震から3か月が過ぎた2019年1月30日に開催されたこのフォーラムでは、建築技術の研究者や設計者から、一般の人が役立てられる建築防災情報を中心に発表が行われました。いわば、プロによる建物のライフハック情報です。

私は、ご縁があって、このフォーラムのコーディネーターを務めさせていただいたのですが、このイベントの自分のゴールとして、フォーラムで拝聴した建物ライフハックを、その場での発表で終わらせず、広く社会で共有・活用する、と設定しました。

私は昨年の地震直後に、住宅設備別のやり過ごし一覧表を作ってみた経験から、こういった専門情報の公開にとても興味をもっていたからです。

発表そのものは、(一社)北海道建築技術者協会によりyoutubeに2時間超えの動画が上がっているのですが、もっと簡単に活用できるような情報方式にまとめたいと思いました。

そして、どんどん活用してバージョンアップしていきたい。ということで、この断熱不動産のように、クリエイティブ・コモンズライセンスでの情報公開を目指したいと思います。



札幌でも始まった隔月イベントSocial Hack Dayに今、参加してます。



ただ、どういった方法で公開すれば、広く活用してもらえるかわからない。そこで、テックなアドバイスと技術欲しさに参加したのが、今年から札幌でも継続開催となったSocial Hack Day

Social Hack Day とは、何かやりたい人、やっている人がプロジェクトを持ち込んで、仲間を募り、みんなで手を動かしながらサービスをつくりあげる One day ハッカソンです。ウェブとかに強い人がたくさん来て、カリカリと作業しています。いまやテックとはいえ、メガネ率とか、全然高くなく、みなさんフレンドリーだし議論は超建設的ですぐ手が動く、とても感じのいい人たちです。建築人の方が、ちょっと内向きなのかもしれない。他の業種の方をみると危機感を感じるので、異業種交流はいいですね。


とりあえず、「北海道オープンデータプラットフォーム」にUPすることになった。

さて、第二回目となる今回、札幌会場では、我々、

①災害に備える建物ライフハックチームの他に、

②code for japan による札幌保育園マップの情報更新とチャットボット開発、

③誰でも書きこめ、使える自由な地図オープンストリートマップのマッピングチーム

の3チームが作業を行いました。

我々のチームは、早速、情報公開方式の相談を。

事前におおまかにまとめておいた、ライフハックのエクセル表を、チームメンバー、関さんに見せてみると、即座に、「第一段階として、「北海道オープンデータプラットフォーム」に情報を掲載してみては、という提案が。

「北海道オープンデータプラットフォーム」のサイトを覗くと、「災害」というぴったりのカデコリも見つかりました。

データを公開する方法についても関さんがサポートしてくれるそうです。(これは権限を調整して後日になりそう。)公開できたら、この記事にリンクを貼ります。

そこで、今日の作業目標として、私は、断熱不動産にsocial hack dayの記事をUPすること。Sさんは一覧表の文字を使って、ワードクラウドを作ってみることにしました。


(上)フォーラムでパネリストが発表した内容をまとめたもの。


(上)上の一覧表のキーワードから生成したワードクラウド

関さんのワードクラウドは、今後、災害に備える建物ライフハックを公開したあと、その情報を元に、様々な日情報表示ツールを開発するテストとして行います。オープンデータは、数値や位置情報が多いと思いますが、我々の扱う情報は、ライフハックという文字情報。文字情報にあったオープンデータフォーマットについては、今後もこのsocial hack day を通じて、開発をし、災害に備える建物ライフハック情報もバージョンアップしていきたいと思っています。

「災害に備える建物ライフハック」チームは引き続きメンバー募集中です!

social hackday in sapporo次回は、5月開催の予定です。

次回は、チャットbotかチャートを作りたいと思います。

ご興味のある方は、是非参加してみてください。

© 2018 断熱見える化チーム

本サイトに掲載される記事および写真についてはCC-BY-NC4.0のライセンスのもとで利用可能です。